村木雄児さんの片口と鉢展がはじまりました。

今日からNEARでは静岡で作陶されている、

粉引き、三島手、焼締め、刷毛目の器が届きました。

一つひとつが、「一点もの」の器たち。

器の顔がしっかりとあり、静かながら、「すっと」姿勢正しく立っている、と感じます。

山土のあたたかな風合い、盛るものを想像させてくれる、村木さんの確かな器です。

「片口はすがた」「鉢は盛るものを想うもの」

そんな言葉が、自然と、浮かんできます。

丁寧に時間をかけて見ていただくと、この展覧会のために作られた器たちの声が聞こえてくるような気がします。

「いつかは良い鉢を」「姿のよい片口を」と考えていらっしゃる方に、本当にお勧めしたい器がたくさん集いました。

まだまだ寒い日もありますが、鎌倉は少しずつ、春を感じる日が多くなりました。

どうぞゆっくりとお出かけください。

　　　　　　
○村木雄児　片口と鉢展　

2月16日（水）〜25日（金）会期中22日（火）・23日（水）休

また、高知ではうつわハートフル展が行われています。

16人の作り手のうつわがご覧いただけます。

○うつわハートフル展　高知

会場：花と器SUMI　高知県高知市一ツ橋町2-164-1　　　
会期：2月10日（木）〜22日（火）

出展作家：石田誠　尾形アツシ　小野哲平　小山乃文彦　竹花正弘　谷口晃啓　
　　　　　田谷直子　鶴見宗次　深田容子　巳亦敬一　村木雄児
　　　　　村田森　矢澤寛彰　横山拓也　吉田直嗣　吉岡萬理