吉田直嗣 LIFE展がはじまりました。
3月も半ばを過ぎ、日増しに春を感じるようになりました。
鎌倉も日々、待ち遠しかった春色のコートに身を包む方が増えているようです。
さて、NEARでは、本日より吉田直嗣さんのLIFE展がはじまりました。
白磁、鉄釉の鉢はそれぞれ凛としたかたちの美しさ、そして、釉薬のたっぷりとした柔らかさが際立ちます。
新作の楕円皿や、フラットな平皿。 意欲的な新作が多数並びました。
使いやすいそば猪口、取り鉢、マグカップなどは、日常のちょっとした「スパイス」になるような、洗練さ。
心地よい緊張感と、少しずつ違う「ゆらぎ」のあるかたちが不思議な魅力となっています。
今回は「LIFE」という印象的な言葉が展覧会名になっているのですが、
吉田さんの器の清らかな美しさに触れていますと、この「LIFE」という言葉の瑞々しさや気持のよさが、からだに染み渡るように
感じられました。
たとえば、それは、姿勢を正して、呼吸を整えるような・・・そういう気持ちよさなのです。
吉田さんならではの黒と白の世界が、たっぷりご覧いただける特別なNEARとなっています。
ぜひ、この機会にお出かけになり、ご覧ください。
吉田直嗣 LIFE展
3月16日(金)〜26日(月)
DMでは、会期中20日(火)休みと記載しておりましたが、祝日ですので、器をご覧いただけます。
本日に続いて、明日17日は吉田さんが在廊されます。
お出かけください。